アピストグラマとえいば、とても華やかな体色と、ピンピンとたったヒレの形が特徴的です。一匹一匹の個性が強いので、鑑賞していて飽きない観賞魚だといえるでしょう。好奇心が強く、水槽の中から外を観察しているのがよくわかります。

アピストグラマってどんな魚?

アピストグラマは南アメリカ原産の小型シクリッドで、多くの品種(90以上)があります。

アピストグラマ

手軽に繁殖が楽しめるのもアピストグラマの大きな魅力です。特別な設備は不要で一般家庭でも十分に繁殖可能です。生まれたばかりの稚魚をメスがせっせと子守をする姿はとても微笑ましいです。

アピストグラマはシクリッドにしてはかなり平和的な部類に入ります。相手次第では混泳もできます。

サイズは最大でも10cm程度。寿命は5年くらいですが、稀に10年くらい生きることもあります。

アピストグラマを上手に飼育するポイントは「餌の量」と「水換え」です。アピストグラマは水質悪化に敏感で病気にりやすく、一旦病気になってしまうと死ぬ場合が多いので、水質を悪化させないためにも適量の餌やりが大切になります。

アピストグラマの水槽

野生のアピストグラマが住んでいるのは、アマゾン川流域の浅い水域で、流木や水草が多い水域を好みます。水槽もそのような環境を再現してあげるとよいでしょう。

底に敷くのはがベストです。流木や岩石を使って隠れ場所をつくってあげてください。水草を多く設置するとより本場の環境に近づきますが、メンテナンスの手間がかかるかもしれません。

ろ過システムは強力なほうが水質を維持するために好ましいです。アピストグラマは水質の変換にあまり強いタイプではないため、水換えの頻度は少ないに越したことはありません。そのためには、強力なフィルターと循環システムで常に良質な水質コンディションを維持することが大切なのです。

特に最初に魚を投入する前は大切です。水槽をセットアップするときは十分に水を循環させて、良質な水質を用意してあげてください。

pHは6.0から7.0。水温は24度から28度にします。

アピストグラマ

アピストグラマの餌

アピストグラマは特に選り好みせずなんでも食べます。人工飼料をベースに、ときどき生き餌冷凍アカムシ等を与えればOKです。成魚になるまえに十分な栄養を摂ると大きな個体になります。

比較的底に近い層にいることが多いので、どちらかといえば沈降性の餌を好む傾向があります。

アピストグラマの混泳

アピストグラマはペアもしくは、1匹のオスと4匹程度の複数のメスのセットで飼育しましょう。オスが複数いると縄張り争いの原因にもなります。基本的に平和な気質ですが、狭い水槽だと攻撃的になることもあります。

ラスボラネオンテトラカーディナルテトラオトシンクルスコリドラスなどと混泳することができます。

より大型のシクリッドと一緒だと捕食されてしまう可能性があるので、避けたほうが無難です。

アピストグラマの繁殖

アピストグラマは初心者が最初に繁殖をトライするのに最適な品種です。アピストグラマだけを飼育している場合には、繁殖用の水槽を用意する必要もありません。

産卵場となるアイテムを設置して、あとはペアになるのを待つだけです。オスはかならず1匹だけの状態で飼育してください。

アピストグラマは洞窟の天井部分に産卵するので、植木鉢を埋めたりして洞窟を再現してあげましょう。

なお、アピストの稚魚は水質の変化に非常に敏感な為、稚魚が生まれたら一ヶ月程水換えはしないようにしましょう。

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