ブラックゴーストは、アマゾン原産の不思議な形状をした淡水魚です。とてもインパクトのある外見で飼育も簡単ではないのですが、意外とペットショップには多く流通していたりします。

ブラックゴーストってどんな魚?

視力が弱く、それを補うために微弱な電気を発生させて障害物やまわりの動きを感知します。じつは電気ウナギと同じ仲間です。

ブラックゴースト

生息地は南アメリカ。ペルー、ボリビア、ブラジル、コロンビアなどが母国です。アマゾン川上流エリアに広く分布しています。

夜行性で日中は水槽の底付近の影にかくれています。

野生のブラックゴーストは50cm程度まで大きくなりますが、飼育下ではもっと小さいサイズになるでしょう。大きくても40cmくらいです。寿命は10年を超えますが、通常は病気でそこまで長生きしないでしょう。

飼育の難易度は高めです。

ブラックウォーターの水槽

野生のブラックウォーターが生息しているのは、アマゾン川上流域のブラックウォーターです。

ブラックウォーターとは流れが遅く、黒っぽい色をした河川のことで、川底に堆積した葉からタンニンがしみだしてこのような色になっています。栄養分が豊富なのが特徴です。

日中の大半の時間を隠れ場所で過ごすため、岩石や流木などを配置して快適な隠れ家を用意してあげます。ブラックゴーストには日中に快適に過ごすことができる暗がりが必要なのです。

ブラックゴーストには鱗がないので、水質の変化に敏感です。病気になりやすいため、紫外線殺菌装置を設置します。また、肉食性で水が汚れやすいので強力な外部フィルターを備えたろ過システムが必須になります。

pHは6.0から8.0。水温は24度から28度を維持します。

かなり大きく成長する魚なので、十分なサイズの水槽が必要になります。1匹の飼育で90cm水槽が目安です。60cm水槽でも不可能ではないですが、できれば90cmを用意してください。

ブラックゴースト

ブラックゴーストの餌

野生のブラックゴーストは、昆虫や小魚を主に食べています。

夜行性の捕食者で、基本的に餌は夜間に食べませんが、飼育下では昼に食べるようにしつけることも可能です。

肉食魚用のペレットを中心として、ときどき冷凍アカムシやイトミミズを与えるとよいでしょう。

ブラックゴーストの混泳

ブラックゴーストは混泳には向いていません。ブラックゴーストのオス同士は縄張り意識が強く、すぐに闘いになってしまいます。他の種との混泳でも相手が小型だと食べてしまいます。エビや貝類もすぐにいなくなります。

そのため単独で飼育するアクアリストが大半です。

混泳させたいのであれば、エンゼルフィッシュ中型のグラミー大型のレインボー・フィッシュあたりが候補になるでしょう。

もし複数のブラックゴーストを飼育するのであれば、相当大きな水槽と十分な隠れ場所をレイアウトする必要があります。

ブラックゴーストの繁殖

ブラックゴーストの繁殖の仕組みはほとんど知られていません。家庭用水槽での繁殖は事実上不可能でしょう。

ペットショップに流通している幼魚たちはインドネシアの野池で繁殖させたものです。

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