コリドラスは丸っこい体型で愛嬌たっぷりに動き回る水槽の人気者です。一日中とても活発なので、飼育者を楽しませます。

水槽の底に落ちた食べ残しの餌や、他の魚の排泄物を掃除してくれるので、混泳相手としても最適といえるでしょう。

コリドラスってどんな魚?

温和であらゆる種と混泳可能で飼育もとても簡単なので、初心者からベテランまで幅広い層に人気があります。

コリドラス

コリドラスには多くの種がいますが、ペットショップで流通しているのは、主にコリドラス・パンダコリドラス・ジュリーコリドラス・アエネウスです。

体長は4cmから6cm。寿命は通常5年から7年ですが、最適な飼育下では10年を超えるケースも報告されています。見た目より長寿な魚ですね。

仲間と行動する習性があるので、5匹以上セットで飼育しましょう。水槽の底がほんとうに賑やかになりますよ。

原産地は南アメリカ。ブラジル、ベネズエラ、ガイアナその他周辺国など南米大陸北部ほぼ全域に分布しています。

コリドラスの水槽

コリドラスが生息しているのは大きな河川ではなく支流の小川や小さな湖、沼などで、透明度が高くあまり流れが速くない場所です。豊富な植物があって、底は砂や小石です。水槽でもそのような環境を再現してあげるとよいでしょう。

底に敷くのは砂もしくは砂利になりますが、荒い砂利はコリドラスのヒレや腹を傷つけてしまうこともあるのでやめておきましょう。目が細かく縁が丸い砂利ならOKです。

水流はあまり強くないほうがいいです。底のほうに強力な水流をつくってしまうとうまく餌がさがせなくなります。

水草はお好みで。なくてもかまいませんが、あったほうが生息地の環境に近づくので、コリドラスが快適に感じるでしょう。なお、繁殖を狙うには水草は必須となります。

pHは6.0から8.0水温は22度から27度の範囲を維持します。幅広いpHに対応していますので、水質にはそれほど神経質になる必要はありません。頻繁な水換えよりも、安定した環境を維持するほうが大切です。

水槽は小型のものでも飼育できます。(もちろん、大きいに越したことはないのですが)

コリドラスの餌

野生のコリドラスは雑食で、動物性でも植物性でもなんでも食べます。混泳水槽のコリドラスは、他の魚の食べ残しや藻類などを食べてくれますが、それだけでは栄養が不十分かもしれません。

沈降性の人工飼料を与えて栄養バランスをケアしたほうがいいでしょう。

活動的で食欲旺盛なので、餌の与えすぎには注意してください。食べ過ぎは水質悪化につながります。

コリドラス

コリドラスの混泳

コリドラスは群れをつくるので、複数匹で飼育してあげてください。5匹以上が理想です。

とても社会的な種で、仲間と遊ぶ行動が見られます。たくさんの仲間と一緒に飼育して、彼らが遊ぶ姿を観察してみましょう。

コリドラスの繁殖

コリドラスの繁殖はそれほど難しくはありません。

まず、水槽内に十分な隠れ場所と水草を設置してください。アヌビアス・ナナアマゾンソードあたりがよいでしょう。コリドラスは水草に産卵するので、比較的葉の面積が大きいものが適しています。

メスが丸くなってきて、オスがメスを追いかけるような行動がみられると繁殖準備はOKです。

産卵したら水草ごと別の水槽にうつすか、もしくは水槽内で隔離します。クリアボックスのようなもので水草ごと覆ってしまうのが簡単です。隔離せずに孵化させるアクアリストもいますが、食卵の可能性がそれなりにあります。

おすすめの記事