ディスカスってどんな魚?

ディスカスはその豪華な模様と風格ある泳ぎから「熱帯魚の王様」とも呼ばれることがあります。

自分にピッタリの色のディスカスを探して飼育する楽しみがあります。さまざまな色のディスカスを組み合わせて水槽を華やかに彩る醍醐味はディスカス飼育ならではです。

寿命は6年から10年程度で、最大で20cm弱まで大きくなりますが、水槽飼育では15cmを超えることはあまりないでしょう。

シクリッドの一種で、原産は南アメリカ。アマゾン川流域とネグロ川流域の氾濫原、湖、沼などに生息しています。

ディスカス

ディスカスの水槽

ディスカスはかなり大きく育つ魚です。そのため、十分な大きさの水槽を容易する必要があります。

ディスカスが成魚になると60cm水槽では2匹飼育が限界ではないでしょうか。もっと多くの匹数を飼育しているアクアリストもいますが、水質の維持を考えると適正は2匹までと思います。

ディスカスを飼育しているアクアリストの多くは、ベアタンク水槽(底に砂や砂利をしかずにガラス面で飼育する)を好みます。

ディスカス

ディスカスは大食いなうえに食べ散らかすので、掃除が簡単なベアタンクが好まれるわけです。砂や砂利を敷いていると水質悪化の原因になりやすいのです。

もちろん、メンテナンスをしっかりやれば砂でも小石でも問題はありません。

水流はあまり好みません。穏やかな流れができるようなろ過システムをセットします。大食いで排泄物も多いので、できるだけ強力なろ過システムが好ましいです。

pHは6.0から7.0。水温は28度から30度を維持します。もともと高い水温を好む種なのですが、温度が高いと病気や寄生虫予防にもなります。

病気予防のために紫外線殺菌装置の使用をしてもよいでしょう。

ディスカスの餌

野生のディスカスは雑食性で、植物、昆虫、甲殻類などを食べています。

飼育環境下ではディスカス用の人工飼料を与えるのが手軽でオススメです。ディスカスハンバーグをはじめ、さまざまなタイプの商品が販売されています。たまに冷凍アカムシやブラインシュリンプなどを与えると喜びます。

1日に1回から2回、2,3分で食べきれるだけの量を与えます。餌の与えすぎは水質の悪化を招くので注意してください。

ディスカスの混泳

ディスカスの理想的な混泳相手はディスカスです。ディスカスはグループで生活する習性があるので、単独もしくは少数で飼育するよりも5匹以上まとめて飼育したほうが健全に育ちます。

テトラのような小さな魚やエビと混泳させると食べてしまいます。プレコと混泳させると、ディスカスが寝ている間に体表を舐められたりかじられたりします。

さらに、ディスカスはあまり病気やストレスに強いタイプではないので、他の種との混泳は病気リスクも高まります。

ディスカスの繁殖

ディスカスの繁殖は家庭の水槽でも可能ですが少し難しい部類に入ります。雌雄の判別が難しいので、繁殖を試みるときはショップでペアを購入するのがよいでしょう。ペットショップの水槽ですでに繁殖行動が確認できていれば完璧です。

産卵場所として、「ディスカス産卵筒」というものを設置します。うまういけば産卵筒の表面に100個以上の卵を産みつけてくれるでしょう。

孵化した稚魚は親の体の近くに寄り添います。そして親の体表からにじみ出てくる「ディスカスミルク」という成分で栄養をとって成長します。

ディスカス

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