トランスルーセントグラスキャットフィッシュはアクアリストの間でとても人気の観賞魚です。なんといっても不思議なその姿。透明で向こう側が透けてみえるって面白いですよね。いつみても新鮮な驚きを提供してくれます。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュってどんな魚?

水槽の中層を泳いでいますが、じつはナマズの仲間です。ナマズ特有のヒゲがちゃんとあります。

原産は東南アジアのタイ。流れがある河川や小川がかれらの住処です。あまり透明度が高くないエリアなので感覚器官としてのヒゲが多用されます。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュはネオンテトラやカーディナルテトラのような平和的でカラフルな魚たちと混泳させるのに最適です。平和で臆病な気質なので、他の魚を攻撃することはありません。

寿命は最大で8年程度。5年程度が一般的で、大きさは8cmくらいまで成長します。数匹で群れて泳ぐので、6〜7匹程度まとめて飼育するといいでしょう。暗い場所を好むので、隠れるための水草が必要です。

トランスルーセントグラスキャット

トランスルーセントグラスキャットフィッシュの水槽

トランスルーセントグラスキャットフィッシュを飼育する水槽は、水質をよい状態に保つことが必要になります。水質悪化にはそれほど強くありません。水温は21度から27度。pHは6.5から7くらいをキープしましょう。

臆病な魚なので、あまり小さな水槽だと安心できません。泳ぎ回るための比較的ゆったりとしたスペースが必要になります。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュはとても臆病な気質なので、隠れる場所は大切です。十分な隠れ場所となるだけの水草は植えるようにしましょう。

底砂はか、目の細かい砂利が適しています。粗い砂利はヒゲを傷つける場合があります。

驚くと水槽から飛び出すことがあるので、蓋はしっかりつけておきましょう。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュの混泳

トランスルーセントグラスキャットフィッシュは混泳向きの魚です。臆病でおとなしく、他の種と競い合うことがないので、相手が攻撃的でないかぎり混泳は可能です。

もちろん、食べられてしまったりするような大型の魚と一緒に飼育してはダメです。シクリッドやオスカーが相手だとあっという間に全滅させられます。

また、トランスルーセントグラスキャットフィッシュも体のわりには口が大きいので、小型の魚や、他の魚の稚魚、小型のエビなどは食べてしまいます。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュを群れで飼育するのも大切です。野生と同じく緊密な集団をつくるので、最低でも5匹、できればそれ以上の数の個体をまとめて水槽に入れてあげましょう。1匹だけで飼育するとストレスで死亡するリスクがあります。

トランスルーセントグラスキャット

トランスルーセントグラスキャットフィッシュの餌

野生のトランスルーセントグラスキャットフィッシュは、動物性プランクトンや、小さな虫、無脊椎動物などを食べています。

水槽では、さまざまなフレークやペレット、冷凍アカムシなどを餌としてあげればOKです。1日に1〜2回の頻度であたえましょう。

基本的になんでも食べるのでそれほど心配する必要はないのですが、混泳の場合はきちんと餌を食べられているか確認してください。トランスルーセントグラスキャットフィッシュはすばやくないので、他の魚に横取りされているかもしれません。

あまり食べがよくない場合は、沈降性の餌をあたえてみてください。昼間ではなく消灯前後に給餌するとよく食べる場合もあります。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュの病気

トランスルーセントグラスキャットはあまり頑強なタイプではありません。水質の変化に比較的敏感なので、水槽のコンディションを常に整えている必要があります。

特に、ペットショップで購入した直後の水合わせは気をつかいます。できれば、水が十分に落ち着いて、バクテリアの活動が安定した水槽に投入するようにしましょう。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュがかかる病気は他の多くの熱帯魚と同じです。白点病尾ぐされ病が一般的です。感染してしまったら専用の薬剤で治療しましょう。

また、水質が悪化してくると体の透明度が落ちてきます。水換えをして水質を良い状態に保つと回復します。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュの繁殖

トランスルーセントグラスキャットフィッシュは家庭用水槽で繁殖することは非常に困難です。ほとんど不可能といっていいでしょう。産卵に適した環境、すなわち南国タイの熱帯雨林の雨季を一般家庭の水槽で再現することが難しいのです。

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