ラスボラは、とても丈夫で飼育が簡単なだけでなく、活発なグループ行動で観察者を楽しませる人気の観賞魚です。

キラキラと輝く体色で水槽内をうごきまわるので、全体の印象がとても賑やかになります。

※ラスボラにもいろいろ種類がいるのですが、ここでは最も一般的に流通している「ラスボラ・ヘテロモルファ」別名「ハーレークイン・ラスボラ」を対象とします。

ラスボラってどんな魚?

ラスボラの原産地は東南アジア。タイ、マレーシア、シンガポールおよびその周辺国の河川、小川、湿地帯に生息しています。

ラスボラを飼うために特別なことはなにも必要ありません。餌をして水槽を清潔に保っていれば彼らはいつでも元気に過ごすでしょう。アクアリウム初心者にもピッタリな品種です。

ラスボラ群泳

気性は温和で、寿命は3から5年程度。条件がよければ8年くらい生きます。大きさは4cmくらいまで成長します。混泳も難しくありません。

大きくならないので、多くの数をまとめて飼育することができます。もともと群れで行動する魚なので、ぜひ多くの個体を一緒に飼育してみてください。グループが大きいほど、発色がよくなり、行動も活発になります。

ラスボラの水槽

野生のラスボラの生息地は、河川だけでなく湿地林の沼や泥炭地まで様々です。基本的に気温は高く、水のpHは中性付近、水の流れはかなり遅めなので、その環境を水槽内に再現してあげるとよいでしょう。

水槽の底は、砂や細かい砂利にするのが一般的ですが、ラスボラは底層を泳ぐことはあまりないので、自由に選んでもらってかまいません。

岩や水草、置物などで楽しくディスプレイしましょう。ただ、ラスボラはとても活発に泳ぎ回るので、中層には十分なスペースを確保するようにしてください。

フィルターは廉価なもので十分です。水温は23度から28度、pHは6〜7.8にします。

水槽のサイズは30cmから十分飼育可能ですが、水質の安定を考えると60cm水槽のほうがオススメできます。

ラスボラの餌

熱帯魚ショップで販売されている人工飼料でOKです。小型熱帯魚用のフレークタイプのものを利用すればいいでしょう。雑食でなんでもよく食べます。ブラインシュリンプなども好んで食べます。

給餌は1日に2回、2分程度で食べ切る量を与えてください。食欲旺盛なのでつい与え過ぎてしまいそうになりますが、水質悪化を招くので注意しましょう。

ラスボラ

ラスボラの混泳

攻撃的な魚や、大きいサイズの魚でないかぎり混泳は簡単です。チェリーバルブ、グラミー、グッピー、ネオンテトラ、カーディナルテトラ、ハチェットフィッシュ、プレコ、コリドラス、オトシンクルス、エビなどが適しています。

相手がシクリッドや体長10cmを超える大型種だと食べられてしまう可能性が高いので混泳させないほうがいいです。

同じラスボラをたくさん水槽に入れましょう。多いほど体色の発色もよくなります。

ラスボラの繁殖

ラスボラの飼育はとても簡単ですが、繁殖はかなり難しい部類に入ります。野生の環境にかなり近づける必要があるので、家庭の水槽ではなかなか現実的ではないでしょう。

水温を高めにして、高タンパク質な食事を与え、オス1匹につきメス2匹を飼育します。また水槽にはアヌビアス・ナナのような植物が必要です。

ラスボラの病気

ラスボラはとても丈夫な魚なのであまり病気になりません。水質を普通に維持していれば大丈夫です。

ラスボラがかかる可能性がある病気としては、白点病や尾ぐされ病があります。感染してしまったら専用の治療薬を投与してください。

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